箱崎町の祭半纏について 

 

 

箱崎町には、その役目に応じて5種類の半纏があります。

ここでは、そのバリエーションについて説明しましょう。

 

総代半纏(そうだいはんてん)

氏子総代が着る半纏。

総代とは、町内会の祭礼の総責任者のこと。襟元の装飾や帯の色で役職が判別できるようになってい ます。

総代半纏 総代半纏(背中)

 

祭典委員の半纏

氏子総代を助け、町内の祭事を司ります。

新・役員半纏 新・役員半纏(背中)

 

赤半纏(あかばんてん)

一際目立つ橙色の半纏。

神輿渡御の進行役です。いわば神輿のエキスパート。

赤半纏 赤半纏(背中)

 

役員の半纏

赤半纏を補助して、神輿の進行を手助けします。

旧・役員半纏 旧・役員半纏(背中)

 

担ぎ手半纏

平成2年の連合渡御から登場のニューモデル。

富岡八幡宮の氏子でも比較的新しい半纏です。

町半纏 町半纏(背中)

 

背中にも注目!

粋な箱崎の半纏、背中の絵や文字にも注目です。

総代半纏の背中には、鳩のマーク。鳩は富岡八幡宮の神使です。
末広がりの「八」と八幡宮の「八」を意味しています。

警備係用の半纏は「神輿」の文字
赤半纏と担ぎ手半纏には、「箱崎」の文字入り

背中にも注目!

 

参考文献
・平成2年,1993年,1996年 タウン誌深川別冊 深川八幡祭りガイドブック (クリオプロジェクト編)